ホーム > 成形屋ブログ > 02 TPE > 12. オレフィン系熱可塑性エラストマー、(TPO、又はTPV)その2

12. オレフィン系熱可塑性エラストマー、(TPO、又はTPV)その2

ブレンド方法の違いを前回はこまごまと説明致しましたが、いくつかの部分を除けば次のようなほぼ同じ性質をもっております。
● 他のTPEに対して、比重が低く、軽量化が可能
● 他のTPEに対して、低コスト化が容易
● 着色が容易で比較的きれいな製品が得られる。
● 硬度のバリエーションが広い
● PPとの相溶性が良く、PPと2色成形ができる。
● 耐候性が良いほか、耐熱老化性、耐水性、耐オゾン性、耐薬品性が良好

ボールペン、シャープペンのグリップ、工具のグリップ、歯ブラシのグリップ・・・など、の日用品などのほか、自動車の内装品など様々な場所に使用されます。
ほかにもPPとの相溶性に優れているため、PPの耐衝撃性を高めるための改質材として自動車バンパーに大量に使用されております。

コメントをお寄せください

(コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)

ホームへ サービス&ソリューション 納品までの流れとコスト 製造実績
会社情報 成形屋ブログ お問い合わせ プライバシーポリシー サイトマップ